刻無劇場2
■ スクリーンショット
2009年2月8日、サンシャインクリエーション42 にのこや「A23ホールL20a」 にて委託販売とのことです。
2008年12月29日 コミックマーケット75 月曜日 2日目 西地区 れ-24a にて販売とのことです。
■ 内容
クトゥルー神話系同人ゲーム『刻無・零』のファンディスク的作品です。
収録されているのは以下の五本。
・出現!アド町ック天国 〜蓬莱・黄泉平〜
・刻無劇場?!
・くわトロと休日
・ある女子高生の苦悩
・???(ネタバレの為に自主規制)
2009年に発売予定の『刻無』本編への繋ぎ的作品でもあるようです。(作中、今後回収されるだろう伏線がちりばめられていました)
■ 感想
え……。
これ、100円なんですか……?(桁、間違えてる訳じゃありません)
という言いたくなるボリュームです。
全体的にはファンディスク的な軽い内容ですが、作中に『刻無』本編に繋がるだろう伏線がちりばめられています。
それらとは別に、「これは凄ぃぃぃぃぃい」と震えた箇所が三つあります。
「くわトロの休日」で描写されたクトゥルフ神話関連。
「ある女子高生の苦悩」で早苗が思った宇宙についての洞察。
最後に収録されたシナリオで姫代倖久が語った闇に対する考察。
クトゥルフ&伝奇&ホラー好きには、この三つに是非触れてほしいと思います。
特に下の二つ。宇宙と闇に対する見方があれだけ変わる発想の転換、上質なホラーでも中々見あたらないですよ……。(『刻無劇場2』がファンディスク的な位置づけであるため、以上の部分がシナリオの根幹にかかっておらず、単独でぽつりと発せられるだけですが……。これらの伏線が『刻無』で収束すると考えたら──! 無茶苦茶期待したくなりますよ!)
■ オマケ
いや……、女性キャラが可愛いんですってば……。
クトゥルフ神話関連専用で記事にするというコンセプトを一部返上して、それだけの為にスクリーンショットを貼ってしまうくらいに……(笑)
というか、今更ながらに気づいたんですが、絵師をしているにの子さん、プロさんなんですよね……。
女性キャラが可愛すぎるのに妙に納得しました。