星辰のめぐり合わせか? クトゥルフ神話本が大量にリリース
なんという星辰の巡りあわせでしょう!
クトゥルー神話本は一ヶ月に一冊あれば御の字。なのに2011年07月は関連書籍が相次いでリリースされます。
・『クトゥルーは眠らない』(アンソロジーコミック)
・『異形たちによると世界は…』(クトゥルー神話女体化コミック)
・『Song of Saya』』(洋書、アメコミ?)
・『クトゥルフ ワールドツアー 忌まわしき古代遺跡』(TRPG関連) → 8月19日発売に
・『魔道書ネクロノミコン外伝』(偽書?)
・『ネクロノミコン異聞』(ライトノベル?)
『異形たちによると世界は…』は『今日の早川さん』のCoCoさんによるクトゥルー神話擬人化&女体化コミック。「もしこの邪神たちが女の子だったら?」という切り口でクトゥルー神話を面白可笑しく書かれています。伊達に、CoCoさんというお名前に、CoC(Call of Cthulhu:クトゥルフの呼び声)が入っているわけじゃないのですよ!(違)
『クトゥルーは眠らない』は『暗黒神話体系クトゥルー』から選ばれた作品をコミカライズしたもの。ずっと前に『妖神降臨』というクトゥルー神話アンソロジーコミックが発売されましたが、おそらくは似た感じになるのではないかと推測しております。個人的にはロバート・ブロックの作品が数編収録されるらしいと言うだけで大歓喜。
洋書では、沙耶の唄のアメコミ版(?)、『Song of SAYA』が発売されます。沙耶の可愛らしさがアメコミになって無くなってしまった感はありますが、あのシナリオがどんな風に調理されているのか気になるところです。
そして、『クトゥルフ・ワールドツアー(仮)』の新しいラインナップ。こちらは表紙を担当されたnottsuoさんのツイッター情報からですが、申し訳ないのですが、今のところ詳細不明です。
『魔道書ネクロノミコン外伝』はクトゥルー研究家リン・カーターの作であることを除いて詳細不明。これで、現在日本で発売されているネクロノミコンは、ドナルド・タイスンの『ネクロノミコン』、ジョージ・ヘイの『魔道書ネクロノミコン完全版』に続いて3冊目となります。説明文に「完全版」には未収録の〜、と書かれてますので、『魔道書ネクロノミコン完全版』と同シリーズの作品のようです。
最後に『ネクロノミコン異聞』。こちらは素晴らしいことに「独ソ戦+クトゥルフ神話」というナチクトゥルフものとのこと。ナチクトゥルフものは朝松健の『邪神帝国』が、歴史クトゥルフものでは『邪神たちの2.26』や『秘神界(歴史編)』などがありますが、どんな感じのクトゥルフに仕上がっているのか凄く興味あります。ミリタリー×美少女に強いイカロス出版からリリースされるようです。表紙イラストが○トライク・○ィッチーズっぽいのは気のせいですよっ。多分。
しかも、それだけじゃありません。
8月にはPHP出版からもクトゥルフ神話系アンソロジーコミックが発売されるとのこと。
またそれ以降も数々の企画がすすめられているようで、『クトゥルー邪神大画報(仮)』、『うちのメイドは不定形』の二巻、『萌え萌えクトゥルー神話2(仮)』などの噂を耳にしております。
これらのリリースも楽しみですね!