クトゥルフ神話系同人カードゲーム『クトゥルフ・フタグン』


 遊んでからレビューしようと思ったけれど、ゲームマーケットが2012年11月18日に開催されるので、急遽記事化。
 『クトゥルフ・フタグン』は、電気通信大学非電源ゲーム研究会さんが制作した同人カードゲームで、ゲームマーケットなどで入手できるようです。


 ルールの概略


 プレイ人数:3〜8名(5〜6人推奨)
 プレイ時間:30分程度


 ゲームの目的:このゲームは探索者陣営と崇拝者陣営に分かれて戦う正体隠匿ゲームです。各プレイヤーは自分の正体を隠しつつ、他のプレーヤーと時に協力し、時に騙し合いながらそれぞれの勝利条件を目指します。


 各プレイヤーが最初に配られる正体カード。
 左上から、「クトゥルフの崇拝者」「ハスターの崇拝者」「ヨグ=ソトースの崇拝者」「ニャルラトテップの崇拝者」で、下の5枚が探索者。


 各プレイヤーはこのカードを一枚ずつ割り当てられ、それに準じた特殊能力を得、個別に与えられた勝利条件を目指す。


 クトゥルフの崇拝者」は。理性の合計値が10点以上になること。
 「ハスターの崇拝者」は、狂気の合計値が10点以上になること。
 「ヨグ=ソトースの崇拝者」は、誰かの手札が10枚以上になること。
 「ニャルラトテップの崇拝者」は、誰かの手札が0枚になること。
 「探索者」の勝利条件は、理性と狂気がともに8以上になること。



 正体カードが配られた後、各プレイヤーに配られるゲームカード(全50枚)がこんな感じ。
 「真実」「理性」「狂気」の三項目がある。


 「真実」のプラスマイナスは、ターンが巡ってきた時の手札枚数調整。
 「理性」は勝利条件につながる。
 「狂気」は勝利条件につながる。


 という感じで、ターンが巡ってきた時に、


 1.これらのカードを自分の場に出して公開する
 2.他人の場のカードと自分の場のカードを交換する


 ってことができるので、それでうまく調整しながら勝利条件を満たすことになる。


 感想(ルール読んだだけだけど……)と入手法


 正体隠匿ゲームなのでブラフあり。
 実は理にかなわないフェイントを入れたりして、ごまかしながら進めることになる。(と見せかけて、一直線に自分の勝利条件に進んでも可)


 この『クトゥルフフタグン』は、非電源ゲーム研究会さんのブースで発売されます。
 興味のある方は、関東で行われるゲーム系のイベントを探せば見つかるかも。