『デビルサバイバー2』の第三話に登場したクトゥルー神話要素


 現在アニメ放送中の『DEVIL SERVIBER 2』の第三話にクトゥルー神話要素が登場したと聞いたので、チェックして来ました!



■ クトゥルー神話要素

 「Namelose Kulte」はおそらくドイツ語。
 クトゥルー神話の中でも結構有名な魔導書である『無名祭祀書』(ネームレスカルト)のドイツ版から名前をとった可能性あり。(ドイツ語が詳しくないのでなんとも言えません……)



 青い部分に書かれている文字を反対から読むと、ウボ=サスラ。
 大阪のファイアウォール階層の名前として使われている。


 似たようなのばっかりになるので貼らないけれど、他にもロイガー、アザトース、ニャルラトテップなどの文字が書かれたファイアウォールの画面あり。


 ちなみに、ウボ=サスラとはクトゥルー神話において、地球上の生命を生み出したと言われる神様。
 クラーク・アシュトン・スミスの「ウボ=サスラ」では、「頭もなく、器官や手足もないその塊は、ジクジクしたその側面からゆっくりとした波状運動によってアメーバのようなものを吐き出していた」と描写されている。
 


 この画像だと文字が小さくて読めないんだけれど、左下にある小さな白文字はファイアウォール名で、上から「ロイガー、ツァール、クトゥグア、ハスター、クトゥルー、ツァトゥグア、ウボ=サスラ、ニャルラトテップ、ヨグ=ソトース、アザトース」の名前が与えられている。


 この画像が写っている時、アニメではニャルラトテップのファイアウォールで攻防が繰り広げられていた。
 そのため、防御として展開したレイヤーにはニャル様の化身を中心とした名前が与えられている。(顕現というイメージなんだと思う)


 右側のオレンジ色の文字はそのレイヤー名なんだけれど、上から日本語に訳すと「アフトゥ、這い寄る混沌、無貌の神、闇に棲むもの、膨れ女、闇に叫ぶもの、暗きもの、黄衣の王、カルネテルの黒き使者、ネフレン=カ」とある。黄衣の王だけはハスターで、他はニャル様の化身とされる存在。


 あと、画面の上にアラオザルの文字がある。
 もしかしたら、アニメーターさんたちがお遊びで、ニャル子さんのスタッフと示し合わせて、アラオザルの回を合わせたのかもしれない。(両方とも第三話)


■ まとめ



 新田維緒ちゃんはおっぱい大きい可愛い。


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