RDG公演『最終触手少女』はクトゥルー神話要素のあるリアルゲームだった
クトゥルー神話の波はリアルゲームイベントにまで!
リアルゲームイベント制作のRDGが2013年6月に行っていた公演『最終触手少女』がクトゥルー神話ものだったようです。
タイトルからしてどこかクトゥルー神話の香りを感じさせるものですが、内容もズバリ!
(以下すべて、RDGさんに許可をいただき、RDG公式ブログから引用させていただきました。丁寧な対応感謝いたします)
これは作中解くことになるパズルの完成図なのですが、『邪神』のワードとともに『愛田蔵人』の名前が。
もちろんこれは、ラヴクラフトが元ネタ!
けっ、これだけかよ──と、思ってはいけません。
ブログの解説を読んでいると、様々なところにクトゥルー神話ネタが散りばめれておりました。
今回は「やってはいけないことをやらないように気をつけながら、少女を正気に戻す方法を探し」てもらうのがゲームの方法です。
恐怖値は、おそらくクトゥルフ神話TRPGのSAN値からインスパイアを受けたもの。
この公演の核となるシステムだったようです。
つまり登場人物表の男性の年齢順に、数字の内容をやっていくと…
「全員が2人組で中腰で肩を組みながら「ふんぐるい むぐるうなふ」と叫べ」
となります。
リアルゲーム系イベントですから、実際に「ふんぐるい むぐるうなふ」と叫ぶことで次にステップに行けるようになります。
なんというか、作った人の意地悪さと、このイベント時のニヤニヤが見えてくるようです……。
最初のころは「なんだよ!ふんぐる…は!?おぼえらんねーよ!!!!」と言っていた皆様が
すんなりふんぐるい出来るようになっていく様子は、胸にくるものがありました。
ああ……、クトゥルーのクの字も知らないプレイヤーに唱えさせる主催が楽しそうだ……。
またしても登場するジグソーパズル。
こちらには、もろクトゥルー神話の神々の名前が!
以上紹介してきた以外にも、最終触手少女のカテゴリから神話ネタが発見できます。(ただし、クトゥルー神話ネタが発見できるのはあくまで『最終触手少女』だけです。ご注意ください)
しかし、まさかリアル系イベントにもクトゥルー神話邪神の触手が伸びているとは……。
RDGさんだけではなく他の色々な団体も、クトゥルー神話ネタの公演をやって欲しいですね!(ネタ的に難しいかもしれませんが……)
その時にはぜひ当ブログにご連絡ください。
記事にして紹介させていただきますので、なんなりとどうぞ!