厳選! スカイプにおすすめのマイクとヘッドホンとヘッドセットとイヤホン
ここの管理人、実は微妙にオーディオ沼に入り込んでいて、お安いのから数万円級のものまで、ヘッドホン、イヤホン、マイクらが合計五十機以上机の周りに置かれています。
視聴や他の方々のレビューを見まくった上で購入した手持ちの中から、「声」が聴きやすい上で極めてコストパフォーマンスの高いものを選んでみました。
スカイプやハウングアウトなどのボイスチャットをもう少しいいものにしたいなあ……とお感じの方は参考にしてみてください。(作業イプ、TRPGのオンラインセッション、その他雑談などなど)
似たような記事になりますが、アニメやゲーム向けのイヤホン、ヘッドホンをお探しの方は次の記事を御覧ください。
関連記事 : 厳選! アニメやゲームにおすすめのイヤホンとヘッドホン
2017年03月更新
■ スカイプにおすすめのマイク
パソコンにつなぐスカイプ用のマイクであれば、おすすめは決まっています。
低価格帯と高価格帯とそれぞれ一機種ずつ。どちらもド定番ですが、確かにド定番になるくらい素晴らしいです。
【4000円以下】 SONY ECM-PCV80U : 低価格帯の定番です。USBを通してつなげるため、ノイズが少なく、クリアに音を拾います。廉価機から抜け出る一歩。高級機に手を出さない限り、ひとまずこれを購入しておけば間違いありません。
【1万超】 BLUE Microphones YETI : 極めて質の高いUSBマイクです。全世界で売れまくっていて、個人で行う配信や生放送、実況その他のリファレンス機となっているくらい。特に、アメリカでは爆売れしていて、amazon.comで2000を越すレビューがあるほど。日本でも同じように評価が高く、アマゾンでの評価(BLUE Microphones YETI)では★4.8!
amazonカスタマーレビュー:BLUE Microphones YETI
なお、並行輸入品を気にしないのでしたら、こちら(BlueMicrophones Yeti【並行輸入品】)の方がより安く入手できます。
これら2機種はUSBを通じてPCとつなげるため、音にノイズが混ざりにくく、声がクリアになります。
SONY ECM-PCV80Uの音質ですが、アマゾンレビューに音声を録音した動画が上がっています。それがこちら。
SONY ECM-PCV80UとBLUE Microphones YETIの音質がどれくらい違うかは、こちらの動画で確認できます。
・Blue YetiとPCV80Uを比較してみた!
■ スカイプにおすすめのヘッドホン
次は、おすすめヘッドホンです。
意外に重要な視点なのですが、「曲を綺麗に鳴らすヘッドホンが、通話用途に合うとは限らない」のです。
例えば、音場の問題。
クラシックを聞く時などは音場が広いと、コンサートホールの中にいるようで最高なのですが、こういったヘッドホンで声を聞くと、遠くのどこかでしゃべっている気がして、聞き取りにくい場合があるのです。
例えば、つけ心地。ヘッドホンではドライバの大きさが音質の良さにつながることが多いのですが、当たり前の話、大きいと重くなります。それで長時間の会話を行うのは大変です。
以上より、
- 1.声が遠くない。
- 2.クリアに聞こえる。
- 3.つけ心地が悪くない。あるいは、軽い。
を重視しました。
と、なると、おすすめとなる機種は絞られてきます。
■ 1万円以下で買える超おすすめのヘッドホン Aurvana Live!
低価格帯ヘッドホンで、「声が聴きやすく」て「音質も良い」ヘッドホンとなると、この一択──Creative Aurvana Live!しかありません。
声が近くて音質が良く、しかも解像度が高いため、通話用に向くだけでなく普通に音楽鑑賞用としても名機として知られています。
中高音が美しくも柔らか。言うなればサラサラ音質で、一万円以下の価格で買えるヘッドホンとしては極めて異質に綺麗な音なのです。
それもそのはず、かつては一万数千円したヘッドホン。
一万円を少し切った時のレビューでも一万円以下で最強と言われていましたが、さらに値段が下がりました。今ではなんと、5000円前後で買えるのです。(この機種、買って自分で使ってはヘッドホン初心者にあげ、買ってはあげを繰り返してます……。本当、これを入り口につかってもいいし、ここで止まって一生使って倒してもいいくらい、低価格帯では格別に綺麗な音なのです)
amazon.co.jp:aurvana live!
ボーカル万能機と言われるほど「歌」や「声」を聞くのに適した音質のおかげで、スカイプ用途だけでなく、アニメ、ノベルゲーム、ニコニコ動画やYouTubenのボカロ、歌ってみた、ゲーム実況、ニコ生、演じてみた、アニメなど、多くのジャンルに活躍するおすすめヘッドホンです。(ただし、ハリウッド系の映画鑑賞や、ロック、EDM、音MADは若干苦手かもしれません。やわらかく、声を綺麗に聞かせてくれる音ですが、低音が強い機種ではありません)
■ クリアかつ濃厚な万能型ヘッドホン Philips Fidelio X2
費用対効果を考えるとCreative Aurvana Liveが一番のオススメなのですが、中高域中心のヘッドホンなので、低音が欲しい方もいると思います。
その上で声に艶が乗り、聴きやすいとなるとこちら、Philips Fidelio X2をオススメします。
Aurvana Liveはサラサラ音質ですが、こちらは高域から低域まで、レンジの広い迫力のある濃厚で迫力のある音を出します。
名機Sennheiser HD650級と比較されることもあるほどの機種で、音が濃密に、かつクリアに、かつナチュラルに聞こえます。
ヨーロッパ大手のメーカーPhilips社で訓練を受けたゴールデンイヤーと呼ばれる方々が制作に携わったヘッドホン。その音は世界的にも高い評価を受けています。
見た目に大きく、実際に重量はありますが、つけ心地がしっかりしているためさほど重さは感じません。ただ、夏場は暑いかもしれません。
アニメやノベルゲームなど、声がメインの媒体でも凄く相性が良く、ノベルゲームをやりまくっていた数年前にこの機種に出会いたかったと思ったほど。(もっとも、当時はまだ発売されていませんが……)
また、中高域が綺麗にもかかわらず、低音がタイトで迫力があるため、あらゆるジャンルで活躍できます。
唯一の弱点は入手や視聴が難しいこと……。
店にほとんどおいてませんが、機会があるなら聴いてみてください。安定した定位、開放型なのに迫力有る低音、レンジの広さなど、全方向にハイレベルですので。
【カスタマーレビュー(Philips Fidelio X2)】
■ きれいな音の超コストパフォーマンスヘッドホン FOSTEX T50RP mk3n
すごくおすすめしたい機種が増えました。
それが、こちらFOSTEX T50RP mk3nです。
低域から高域まで細かできれいな音を出すヘッドホンで、柔らかで優しくも音が素晴らしいです。
立体感がある音で、音場が広大なのに、人の声は近く聞こえます。
アニメ、アニソン、ボイスドラマと言ったジャンルにすごく合い、当然の様にスカイプやハングアウトにもおすすめです。
一方、目立つ弱点が目立つ機種でもあります。
ケーブルの接触の弱さ、イヤーパッドの装着感、そしてインピーダンスの高さです。
詳しくは、カスタマーレビュー(FOSTEX T50RP mk3n)などをご覧になってみてください。
その上でも、とても素晴らしいヘッドホンです。
某ヘッドホン紹介漫画の第一話でおすすめされるくらいですし。
■ スカイプやハングアウトにおすすめしたいイヤホン
ヘッドホンはちょっと重い……という方は、イヤホンに鳴るわけですが、声を聞くのに向いたもの……となると、インナーイヤー型になりますが、Aurvana Airをおすすめしたいです。
先におすすめヘッドホンとして紹介したAurvana Liveと同じCreative社の商品で、インナーイヤー型好きの間では定番中の定番。こちらもAurvana Liveと同じく定価二万円近くだったのが、じわりじわりと販売価格を下げてきて、今では一万円を切っています。
開放型なので外で使うのには向いてませんが、家でじっくりスカイプなどボイスチャットをするには実に適しています。
音質は、音像明確なクリア系。
解像度が高く、全域で綺麗な音を出します。
声が近く、定位もしっかりしており、明確な音像を届けてくれます。
Creative Aurvana Airのカスタマーレビュー
「インナーイヤー型は外で使いづらい。せっかく購入するのだったら、通勤や通学など、外でも使いたい。遮音性の高いカナル型イヤホンのオススメは無いの?」と、言う方には、Etymotic Research HF5とER-4Pをおすすめします。
Etymotic Research社は補聴器メーカー。
人の声を聞くことに関しては大の得意です。
その為、アニメやゲーム向けで定番機として知られており、数々のユーザーを魅了してきました。
あとは、ONKYO E700Mをおすすめします。
セミオープン由来の音抜けの良さ、自然な感じがする音が特徴の機種で、声がとても聞きやすいです。
■ 超おすすめのヘッドホンアンプ(パソコン用)
もしヘッドホンやイヤホンをPCに直刺しで使っているのでしたら、是非USB接続のヘッドホンアンプ、いわゆるUSB DACをお試しください。直刺し故に拾ってしまっていたPC内部のノイズその他が軽減され、音がクリアになります。(声だけでなく、当然曲は美しく聞こえ、効果音の迫力が増します)
ヘッドホンアンプ入門機のおすすめは、です。これをPCとの間に挟むだけで、ものすごくクリアになります。
先に紹介したAurvana Live!と合わせて1万円くらいで買えます。
PCで音楽を聞いたり、アニメや動画を見る人のが趣味の方は、是非ともこれらセットをお試しください!
なお、最初の方に紹介したBLUE Microphones YETIにもUSB DAC的な機能があります。YETIにあるヘッドホン端子にヘッドホンやイヤホンを接続すると、すごく綺麗に聞こえます。YETIを購入されるのでしたら、FOSTEX PC100USBは必要ありません。(ただし、音の味付けは違います。PC100USBは音に温かみがあり、YETIは冷たく解像度を上げるタイプです)
ただし、実況や生放送をされるかたは、次のマイクプリアンプのほうが良いです。
■ おすすめのマイクプリアンプ
マイクプリアンプとは、マイクを接続した時のノイズをなくし、よく通る声にするものです。
ヘッドホンアンプとの違いは、ヘッドホンアンプはヘッドホンやイヤホンしかつなげませんが、マイクプリアンプは基本的にヘッドホンアンプを搭載しています。なので、少しお金がかかりますが、いっそのことマイクプリアンプを購入すると良いかもしれません。
このSteinberg UR12はマイクプリアンプの入門として最適。
ヘッドホンアンプとしても機能しますので、ヘッドホンとマイクをつなげて、スカイプ時の声を通らせると同時に、相手の声を綺麗に聞けます。また実況や生放送の入門機としても評判が良く、次のステップに進むまでは結構使い倒せます。
アマゾンのレビュー(Steinberg UR12)を見てもなかなかいい感じです。
スカイプだけでなく、歌ってみたや生放送をされるかたは、まず最初の一歩としてこのSteinberg UR12がおすすめです。
ただし……。
このUR12は、今回オススメしたPC80やyetiとは接続端子が異なるのでご注意ください。
■ スカイプにおすすめのヘッドセット
申し訳ないのですが、ヘッドセットは、詳しいレビューができません。
素直にアマゾンのヘッドセットランキングなどを見た方が、参考になるかもしれません。売れている商品が必ずしも質が良いとは限りませんが、レビューなどを読むと、良点や欠点がわかるでしょうから。
※記事の作成日から二年近く経過しており、色々と事情が変わっている可能性があるため、文章を消去いたしました。
なお、ヘッドセットは、故障率が高いです。(マイク部分が細いので断線しやすいようです)
ヘッドホン機能、マイク機能のどちらが壊れても修理か買い直しですから、それぞれ個別にいい物を購入するほうが、結果として安くつくと思います。
このサイト的には、マイク+ヘッドホン(イヤホン)をおすすめいたします。